・ロタウイルスとは?
主に乳幼児に感染症胃腸炎を引き起こすウイルスのひとつです。5歳までには少なくとも1回以上は感染を経験するといわれており、特に重症化しやすいのは生後6ヶ月から2歳までの乳幼児です。
毎年冬から初春にかけてロタウイルスによる感染症胃腸炎の流行がみられます。嘔吐、水のような下痢を繰り返すことが特徴で、発熱を伴うことも多いです。
・接種を受ける時期と間隔は?
ロタウイルスワクチンは、経口摂取するワクチンです。
(2回接種ワクチンと3回接種ワクチンの2種類あります。)
【対象者】
2回接種ワクチン
生後6週から開始し、4週間以上の間隔をおいて、24週までに2回接種します。
3回接種
ワクチン生後6週から開始し、4週間以上の間隔をおいて、32週までに3回接種します。
・副反応は?
イライラする、怒りっぽいなど周囲の刺激に対して反応しやすくなります。下痢、咳や鼻水などの症状が出ることもあります。小腸が大腸の中に入り込んでしまう腸重積症を発症する可能性もあります。