・日本脳炎ってどんな病気?
日本脳炎は人から人へ直接感染するのではなく、感染した豚の体内で増えたウイルスを蚊が媒介して感染します。6~16日間の潜伏期間の後、高熱、嘔吐、頭痛、けいれん、意識障害などの症状を示す急性脳炎になることがあります。
脳炎にかかったときの死亡率は約20~40%、神経に後遺症が残る人は約45~70%にもなる怖い病気です。
・接種を受ける時期と間隔は?
1期
【対象者】
生後6~90ヶ月に至るまで
【回数】
1~4週間の間隔で2回の皮下注射
2期
【対象者】
9~13歳未満
【回数】
1回の皮下注射
・副反応は?
まれに発疹、じんましん、かゆみなどがみられることがあります。全身症状としては、37.5度以上の発熱、咳、鼻水、悪寒、頭痛、倦怠感、吐き気など、局部症状としては接種部位に腫れ、痛みなどがみられることがあります。